2023-01-01から1年間の記事一覧

コウノトリ育むお米 反省会

令和5年度米作りの反省会が12/19(火)に催されたので参加した。今年はコウノトリ育むお米、慣行栽培とも品質低下と減収が重なる最悪の結果となったが、その原因が開花期・登熟期の高温(白未熟粒多発と不稔の多発)と、イネカネムシが北但馬に拡散したこと…

冬の使者コハクチョウ

今年も冬の使者コハクチョウがやってきた。日本野鳥の会の隣人が出石町に来ているよと教えてくれたので、12/13に行ってきた。冬期湛水田にいたので、水遊びをしている子供のコハクチョウを撮った(上の写真)。 その後12/17に初雪が降ったので、どうしている…

『南紀・熊野古道』旅

現役引退してUターン農民になって以降、毎年農閑期になると高校のサッカー部仲間と旅行を楽しんでいる。今年は南紀・熊野古道を旅したが、去年から思い出になるように、フォトブックを作成してプレゼントしており、今年も以下の写真を贈った。 11/16(木) …

米ぬか散布 <備忘録付き>

雑件が片付いて、ようやく11/8~9の2日間米ぬか散布に入れた。異常気象で高温続きだったお陰で快適に作業ができた。除草機(後ろに米ぬかタンクが付けられ除草と同時に撒くこともできるが、今回は散布だけの単独作業)の水洗いも終え、今年の米作りの作業は…

大山の紅葉

氷ノ山の次は、やはり100名山の「大山」だ。例年なら紅葉適期である10/31~11/1に訪れた。 10/31は、鬼女台~奥大山スキー場~鍵掛峠を訪れたのだが、奥大山スキー場の晴天下の南天木が印象に残った(上の写真)。次は「鍵掛峠」から見る夕日に染まる大山南…

氷ノ山の秋の紅葉

日本で一番きれいな季節は秋の紅葉だと思う。地元の氷ノ山はいの一番に押さえるべきポイントなので、例年の適期である10月下旬(10/24)に訪れた。ブナ原生林が集中している「三の丸」近辺が狙い目だと判断し、「坂ノ谷登山口」より登った。その登山口に辿り…

秋起こし <備忘録>付き

アグリ革命散布後、速やかに浅く耕起する必要があるので、昨日と今日の晴れの間に秋起こしをした。明日明後日が雨予報で、今日までに終わらないと土が乾くまで日数がかかるところだった。 ★ロータリーが下まで降りないというトラブルが発生。クボタに見ても…

稲わら焼却/アグリ革命散布

籾殻に続いて、稲わらを焼却した。特に枕地は、機械除草によりイネが潰れるのでほとんど草地になり、草刈り機で刈るので枯草で覆われることになる。そのままでは有機物が多すぎるので焼却は不可欠だ。 稲わら等の有機物を早く分解するため、分解酵素「アグリ…

籾殻の焼却

田んぼに捨てた乾燥及び籾摺り時に出た籾殻を焼却してから、本田耕起するのだが、田んぼが濡れていることもあり焼却に時間が掛かりすぎている。田んぼが乾ききるまでの好天続きは今後望めそうにないので、焼却できずに籾殻のままでもすき込むことにする。 ★…

計量機・色選機の掃除

乾燥機等の掃除は2020.10.21の備忘録に従ってやっているが、備忘録に不備があり掃除し切れていないことが発覚した。すべの機器のゴミは最後に一番下の底に落ちるので、底を掃除しないと完成しない。しかし、先の備忘録には計量機と色選機において底を開ける…

コンバインクローラと乾燥機の掃除

昨日に続いて機器類の掃除。まずはコンバインのクローラの土落としをした。今年は比較的泥が少なかったので無しでも良いかと一瞬思ったが、やはり泥は一杯あった。クローラの泥落としは毎年の必須の作業なのだ。ただ如何に短時間で済ますかは、刈り取り田を…

コンバインの掃除

稲刈り後雑件を済ましたので、いよいよ片付け開始。一番手間のかかるコンバインの掃除から始めた。2020.10.30の備忘録に従ってやるのだが、1年ぶりで記憶の薄いところもあるものの、年々体で覚えていっているとは思う。 ★今回最大の問題だと感じたのは、(上…

稲刈り終了/降雨トラブルの備忘録

去年より少し遅れたが、9月末で稲刈り終了、JA出荷も終了した。後は機器類などの掃除と来年に向けての土づくりなどの本田作業をやれば、長い農閑期に入る。ところで今年の稲刈りでは、突然の雨に見舞われるという初めてのトラブルに遭遇したので、その対処方…

彼岸花とアサギマダラ

彼岸花が見ごろと聞き、名所の円山川右岸を訪れた。ナミアゲハ(左)とクロアゲハ(右)が舞っていた。 いい天気だったので、欲張りして加陽湿地まで足を延ばした。フジバカマの蜜を吸いに「旅する蝶」アサギマダラがやって来ているはずなのだ。ラッキーなこ…

乾燥・籾摺りのトラブルと備忘録

9月9日今年初めての乾燥・籾摺りを行ったが、籾摺りでトラブル。最初は「投入過剰でゴミを取り除くように」とのエラーメッセージが出たので取り除いたが、籾摺り機から出てくる玄米にたくさんの籾が混じるという異常が続いた。この異常は初めての経験だった…

稲刈り準備

いよいよ稲刈りが始まる。今年も頼まれた2軒の稲刈りが明後日から始まるので、籾殻コンテナの設置、運搬コンテナの組み立て、作業所の掃除、乾燥機の掃除、機器類の配線、試運転、乾燥機・コンバインの燃料補給と準備を進めてきた。 今年は村役に加えて、急…

醸造酢除草

藻の発生で機械除草が2回しか入れなかったコウノトリ米田(大)には、今年から新たに醸造酢除草を試した。部会で紹介された通り、醸造酢を2.5~5%に希釈して(2.5%にした)、電池式の噴霧器で散布した。下の写真にある通り、コナギは茶色に変色して効果が…

茎肥散布

本来なら6月20日頃に散布すべき茎肥(ファームパワーフィッシュ)を、やっと本日散布できた。中干後なら歩きやすいだろうと、畦畔除草の後に設定していたので遅くなったが、結果的には長雨で土が乾かず、ある意味もっとも歩きにくい状態で散布せざるを得なく…

機械除草№3(ラスト)

機械除草№3(ラスト)を実施。今年は藻の発生が比較的少なかったので、予定通り3回できた。しかしコウノトリ米田(大)だけは藻の発生が多くイネを潰してしまうので、少し入っただけで中断した。ここはイネの成長も悪く、藻以外のヒエ等の雑草も多く、最悪…

機械除草№2/コウノトリ米現地研修会

機械除草2回目が終わり、コウノトリ米現地研修会(中干延期→中干後の水管理)に参加した。 機械除草については、藻類の発生が去年よりマシではあるが発生しているので、機械除草に入るとイネを倒してしまいイネを痛めるが、何もしなければヒエ等の雑草に負け…

機械除草№1

田植えから1週間超経ち、苗も活着してしっかりしてきたので、機械除草№1を実施した。1枚目の田んぼは順調だったが、2枚目に入ると除草部品が動かないトラブルが発生した。僕では直せないのでクボタに連絡。PTOの不具合と思われのでメーカーのミノルに聞き…

田植え終了

台風一過、今日は快晴で、残り1枚の田植えが終了。今年は育苗の失敗に加えて、田植え時にうまく埋まらないで浮いている苗が多いことが気になる(過去にもあったかも)。埋め込み深さを深くしてもあまり改善されない。田植え機を水洗いするとき、爪に苗が詰ま…

田植え

昨日と今日は晴れで、コウノトリ米田2枚の田植えができた。あと1枚自然栽培田が残っているので明日にでもやりたいが、台風2号の接近でできない可能性が高い。残念だが仕方ない、自然には逆らえない。 田植え開始までに一番時間のかかるのが水抜き。最低5~…

代かき№3(植え代かき)

いよいよ田植えを開始すべく、代かき№3(植え代かき)を実施。近畿地方は昨日(例年より8日早く)梅雨入りしたと発表。昨日は大雨だったが、今日は晴れで、しばらくは晴れたり曇ったり雨だったりと本格的な梅雨は先になるようなので、何とか雨を避けて早々…

ローラー掛け№4/発育不良か?

趣味課題でこの間忙殺され、農課題にほとんど入れなかったが、今日で一段落した。育苗課題のローラー掛け№4を実施。苗の草丈は現在10cm程度で、田植え時の理想の15~18cmまでまだ足りていない。苗箱の端っこの苗が死んでしまったように、中央も悪影響を受け…

ローラー掛け№3/追肥№2

今日は育苗:ローラー掛け№3と追肥№2を行った。追肥№2は播種後27~30日後に行うもので、これで最後。あとは田植えを待つばかりだが、本田のほうは代かき№3と除草や土均し等の整備が残っている。しかし、明日から3日間は趣味課題が入っており、農作業は少しし…

畦畔草刈り/スイカに行灯

苗は一部を除き順調で、今の草丈は8~10cm。田植えする理想の中苗は、播種後35日、草丈15~18cm、葉齢が4.5~5.0、葉身が厚く、幅が広く、葉色はいきいきとした緑色、株元が太くしっかりしていることなので、大体5/28頃となる。 昨日に続いて畦畔草刈り…

畦畔草刈り/漏水対策/スイカ・メロン出芽

代かき№2が済んだので、次は畦畔草刈り。とんでもなく雑草が伸びている。NHK番組「チコちゃんに叱られる」で、雑草は光合成がターボエンジン付きなので成長スピードが早い(その代わり環境変化に弱い)と紹介されていたが、まさにその通りで短時間で一気に成…

代かき№2/育苗:ローラー掛け№2

№1から1週間~10日経ったので、代かき№2を実施。自然栽培田はすぐ水が抜けるので調べると、水路の壁面の下のほうにあるパイプ穴から流れ出ている。今日は雨で水かさが増えているので、パイプ穴が水没しており塞ぐことができない。代かきで改善することもある…

育苗:ローラー掛け№1/メロン直播き

本来なら播種後8日目≒5月初めには1回目のローラー掛けをするところだったが、育苗に失敗し弱々しかったので今まで保留にしてきた。しかし、発芽率が悪い箱が発生したり、特に箱の端っこ四週は苗が死んでしまったが(上下の写真)、中の苗はしっかりしてきた…