冬の使者コハクチョウ

今年も冬の使者コハクチョウがやってきた。日本野鳥の会の隣人が出石町に来ているよと教えてくれたので、12/13に行ってきた。冬期湛水田にいたので、水遊びをしている子供のコハクチョウを撮った(上の写真)。

その後12/17に初雪が降ったので、どうしているかと思い、先日居た出石町の水田を訪ねると居た(下左の写真)。彼らは雨だろうが雪だろうが身体一つで過ごしている。人間は人工物で武装しないと生きていけないのと比較して、全く別の生きものだと思えてしまう。勿論、彼らから進化したのでその延長上に居ることは確かなのだが(但し、鳥類と人類の進化系統は別に分かれたが、それ以前は共通している)、人類は彼らとは(もっと言えば直近の哺乳類、さらには霊長類とも)一線を画したとの思いが強い。

彼らは人里を選んで飛来してきているので人間には慣れていると思うが、ある瞬間(ある合図)をもって他の水田に旅立って行った(上右の写真)。やはり人間の接近がストレスになっているのだろうなと思う。