『南紀・熊野古道』旅

現役引退してUターン農民になって以降、毎年農閑期になると高校のサッカー部仲間と旅行を楽しんでいる。今年は南紀熊野古道を旅したが、去年から思い出になるように、フォトブックを作成してプレゼントしており、今年も以下の写真を贈った。

11/16(木)

旅1日目の宿泊地である南紀田辺に行く前に訪れた「三段壁」(上の写真)。

11/17(金)

南紀に来た以上やはり熊野三山を周りたいと思い、まずは中辺路ルートを辿って熊野本宮大社を目指した。本宮大社の旧社地である大斎原(おおゆのはら)から、現本宮大社、そして熊野古道を見晴台まで歩いた。

この日は、熊野川の支流である大塔川(おおとうがわ)の川底から高温度の湯が沸き出し、川の水と混ぜ合わしたオリジナルの露店温泉が楽しめる川湯温泉に宿泊したが、欧州系の旅行者の多さに驚いた。彼らは何を求めてここに来ているのだろうか?

11/18(土)

サッカー部仲間の旅は今日が最後なので、那智の滝は外せないということで熊野那智大社に来た。那智大社那智の滝の高低差が半端なくあり、急登の上り下りに息がゼイゼイしたが、高齢の観光客も大勢参られており、頑張って上り下りされている姿には敬服した。

11/19(日)

皆は昨日帰ったが、僕だけは橋杭岩を撮影したかったので、串本の隣の古座の宿にもう一泊した。真っ赤に染まる橋杭岩は撮れなかったが、そんな簡単に撮れる自然現象ではないと認識。

帰路に千畳敷、円月島を経由して、南方熊楠記念館に立ち寄った。

体力的にはきつかったが、こんな有意義な旅ができて本当にありがとうございました。みんなに感謝です。ただ南方熊楠さん含めて知らないことが多すぎて、僕の残りの人生では足りなさすぎる。もうただただ攻め続けるしかない。