育苗ほぼ順調、ラブシートを交換

ラブシートのみのシートに交換するため、シルバーラブシート(シルバーシートとラブシートが二重になっているシート)を剥いで苗の全貌を見渡したところ(上の写真、奥が播種日が古く、手前が新しい)、大きなばらつきも極端に劣悪な苗箱もなく概ね順調に育っていることが確認できた。昨年の酷さ(例えば5/5時点の苗の状況)と比較して明らかに違う。浸種温度、冷蔵庫保管期間の有無、有機肥料の醗酵度の違い、段取りが主な要因だと思う。

ただ唯一劣悪な苗があるところがあり、それはラブシートが破れているところ。ここは外気に直接晒されているので、幼い苗にとっては過酷で、葉の先端の色が白く貧弱な姿かたちをしている(下の写真)。

ラブシートが破れて外気に晒され、弱っている苗(画面右側の苗)

これ以上このまま放置すると取り返しがつかないと考え、夕方から明日明後日と雨予報でもあり、破れていないラブシートのみのシートに交換した(下の写真)。何とか回復することを祈る。

ラブシートのみのシートに交換

ラブシートの役割が不明だったが、今回のことで幼い苗を守っている(直接外部環境に晒されないよう人工物で庇護している)ことが分かった。

来年からは、シルバーラブシートのラブシートは使わないで(破れているところを繕えば使えるかもしれないが、面倒だし汚れも目立つ)、シルバーを剥がしたら、即ラブシートのみのシートを使うことにする。