育苗・雨対策/コウノトリ育むお米現地研修会

育苗・雨対策:早朝と夕方の2回、シルバーの上に溜まった水を取り除いた。

4/16播種分には1葉と思われる葉が伸びている株が見える(上の写真)。しかし、4/18播種分は発芽しているところは下の写真のようだが、まだのところも多く、発芽スピードにばらつきがある。

4/18播種分

発芽状況の早い方に合わせてシルバーを剥がすか(雨水がどんどん入り込み水を欲しがる体質になる)、遅い方に合わせてまだシルバーを覆っておくか(高温で徒長する)、「前門の虎後門の狼」状態で悩ましい。

雨かつ高温が明日も続き、明後日は寒の戻り予報。露地育苗の初期の難しさに遭遇しているが、できるだけ早くシルバーを剥がすべくタイミングを探りたい。

コウノトリ育むお米・現地研修会

田鶴野農事組合法人で、現地研修会があった。やはり素晴らしい苗だ(下の写真)。どうしたら近づけるか?

田鶴野農事組合法人の苗。今はラブシートだが、緑の防鳥ネットに変える

研修会の中で、記憶しておい方が良い事柄がいくつかあったので、以下に記録しておく。

  • 浸種は低温(10~15℃、できれば12℃以下で)で積算温度150℃まで行うが、「井戸水は15℃で年間一定しており、9日で鳩胸状態になり催芽不要」とのこと。去年は水道水だったが水温高く(15~20℃)、催芽不要だったので納得した。また、3/27に地下水の温度を測ったが16℃だった。年間一定とのことなので、去年のように水道水の水温が高く変動する場合は、地下水を使うのも有りだと選択肢の一つとして持っておく。
  • 乾いていない田んぼをトラクターで練らない。今の時期に乾いていないなら、もう乾かない。トラクターで練ったり草の種を浮き上がらせたりしないで、そのまま入水し、トロトロ層を作る。
  • 育苗:朝霜が降りたら、太陽が上がる前に水を掛ける(おばあちゃんの知恵)。5月初めまでは天気予報に注意して、5℃以下になりそうなら早起きして処置。