村岡へ自然農法見学、畦畔除草

村岡見学

今日はMOAの豊岡支部長さんの誘いで、村岡区(旧村岡町、現在は合併して香美町村岡区)の自然農法の見学に行った。総勢13名程度、6名の農家さんを訪ねた。

村岡区は標高400~500mの山間地で棚田。上の写真は最初に見学した3畝くらいの棚田で、定年帰農3年目の女性が昨年までタンポポが植わっていたところを借りて、今年ポット苗を手植えした田んぼ。下の写真にあるように、分げつ、伸長、雑草の少なさ、いずれも非常に優良な出来であった。ポット苗という手法、昨年までタンポポ畑だったという圃場、村岡の標高の高さからくる大きな寒暖差などが、好循環した結果か?

[caption id="attachment_2056" align="alignnone" width="300"] ポット苗の田んぼ[/caption]

見学途中に、「食味日本一の米産地 板仕野地区」と書いたノボリの立っている田んぼがあり、棚田には珍しく4~5反はありそうな圃場が広がっていた(下の写真)。村岡区板仕野の地区のブランド米「とろかわの恋」(コシヒカリ)というものらしい。機会があれば栽培方法を教わりたいと思った。

[caption id="attachment_2055" align="alignnone" width="300"] 「食味日本一の米産地 板仕野地区」と書かれたノボリ[/caption]

その後他の棚田や畑を見学、道の駅ハチ北で食事しながら歓談して解散したが、いろいろ刺激があり考えさせられることが多い見学会だった。一点、本当によく厳しい自然条件の中で棚田を維持されており、頭が下がる思いで一杯になったことだけは記しておきたい。その他またの機会があれば報告したい。

畦畔除草:自然栽培田の畦畔の雑草が伸びてきたので草刈りした。カメムシが繁殖、これより遅く除草するとカメムシが圃場内に入ってくるということで、ぎりぎりのタイミングで行った。