3/9コウノトリ育むお米・育苗研修会

今日は18時半から、コウノトリ育むお米・育苗研修会があり、参加してきました。中苗をプール育苗するのが基本で、育苗過程は今後追々投稿して行きます。

プール育苗は、ハウスではなく露地で行う予定ですが、次のような「露地のほうが良い」との説明もあり、決意を新たにしました。

  • 露地での失敗は少なく、ハウスのほうが失敗しやすい。
  • それは低温障害より、高温障害の方が危険で、ハウスの中で育苗箱をビニール等で覆う場合、ハウスのビニールは必ず開けないと高温障害に陥るが、それを怠ることが多々あるから。※育苗機においても同様の失敗に陥りやすい。
  • 高温障害は取り返しがつかないが、低温障害は田植え後に回復するので、この点でも露地の方が失敗がない。
  • プール育苗はとにかく水を切らさないことが重要で、水管理はこまめに(育児放棄はしない)、かつ脱・過保護(特に高温は避ける)に留意すること。
  • もし露地育苗で霜に当たったら、水にかけて霜を流せばよい。
  • 追肥の量は、プールの中に実際に入っている箱の数ではなく、プールの大きさ=目一杯入る箱の数を元にして決めること。

なお、プールは新たに作成しないといけないので、とりわけ水平なプールはどうすればできるかを、直近の課題にしたいと思います。

ただそれに取り掛かる前に、作付け計画が未済なので、まずは作付け計画から始まる年間スケジュールの確定から始め、順次プール作成に入りたいと思います。