倒れたイネ起こし

昨日、機械除草2回目をしたコウノトリ米田(小)で、浮いた雑草(主にコナギ、上の写真)や浮き草類に覆われてイネが倒れたので、起こして歩いた。2~3時間で終わるだろうと簡単に考えていたが、田んぼの中を歩いて行う作業はものすごく時間がかかり最後まで終わらなかった。特に浮き草類は極めて厄介な存在で、草の下からイネを起こすのが大変だけに止まらず、田んぼの中ほどにある浮き草類は外に持ち出せないので、次3回目の機械除草では再びイネを押し倒してしまうだろう。

★機械除草前提では、浮き草類は悪以外の何物でもないので、発生原因及び対策を調べておく必要がある。対策ですぐ思いつくのは中干して乾燥させることだが、コウノトリ米田は「中干延期」が必要なので、もう少し先になる。手っ取り早いやり方として、3回目までに中干して再び水を入れる?

★遠くから見ていると見えないが、中を歩くとよく見える。株間にコナギが大繁茂しているのだ。今使っている歩行式除草機は株間が除草できないという欠陥を持っているので、全田んぼの株間の手除草が必要になるが、1枚だけでも手こずっているのに(コウノトリ米田(大)のヒエはイネの丈も本数も超えて来ている)、全田んぼなど到底できるはずがない。⇒株間も除草できる新しい除草機を探す必要がある。一昨日クボタが持ってきた田植え機?or他メーカーの除草機?

★収穫をあきらめた自然栽培田(小)は、万一除草できる方法があるのではとの可能性を夢見て今まで水を入れて来たが、ヒエがイネの丈を超えてきたのでそのような幻想は捨てて、水を止め、畑への転換の検討を本格化する。もう後戻りできない。