米:去年の栽培履歴から育苗スケジュールを組む

米作り。具体的な育苗スケジュールを組むため、去年の栽培履歴を振り返った。(写真は村の畑に咲く梅の花。)

  • 3/24 種子消毒(温湯消毒と食酢消毒)
  • 3/25 浸種開始
  • 3/27 育苗資材発注
  • 3/29~4/17 プール育苗の苗床製作(耕耘、畝立て、水入れ・代かき・均平化、乾燥後ビニール敷き水入れ・均平チェック、板枠組み完成)
  • 4/2・3 本田に基肥散布(ファームパワーフィッシュ)
  • 4/4(浸種後11日目) 催芽終了(浸種だけで催芽した、積算温度147℃)、乾燥・陰干し
  • 4/6 種籾を冷蔵庫保管
  • 4/8~10 荒起し
  • 4/20~23 育苗箱に土入れ
  • 4/26~28(催芽後23日目) 播種後、苗床に平置き(ラブシートとシルバーシート掛け)
  • 4/30~5/1 荒起し№2
  • 5/3 出芽したので、シルバーシート剥がし、ラブシートだけにする
  • 5/5 1~1.5葉になったので、プールに入水する
  • 5/8 ローラーで苗押さえ開始、以後3日おきにローラー掛け
  • 5/9 早期湛水
  • 5/12 育苗追肥
  • 5/14~26 荒代かき
  • 5/16 ラブシートも剥がす
  • 5/21 育苗追肥№2
  • 5/29~6/7 植代かき
  • 6/1・2・5・8(播種後概ね40日後)田植え

予定では、①3/25浸種→②20日後の4/16播種・平置き→③40日後の成苗で5/26田植え と想定していたが、

★失敗1:気温・水温が非常に高く、浸種後11日目の4/4に催芽してしまった。

★失敗2:プール育苗の苗床を新たに作製したが、耕耘・畝立て・水入れして均平化した後、土を乾燥させる過程が予想以上に時間を要し(なかなか乾かなかった)、完成したのは着手後20日の4/17までかかってしまった。

★その結果、4/4に催芽した種籾を冷蔵庫保管する必要に迫られ、他でももたもたし、播種・平置きしたのは4/26と大幅に遅れてしまい、その結果田植えも1週間ほど遅れた。催芽後23日も冷蔵庫保管したのは、種籾を劣化させ、発芽不良を引き起こす主原因になったと推測する。

今年の育苗スケジュール

今年も高温が予想されるので、浸種後催芽まで11日、その後播種・平置きして40日後に田植え、というスケジュールが適当と考える。よって、コウノトリ育むお米栽培こよみに従って、5/20田植えとすれば、逆算して播種・平置きが4/10、浸種が3/31となる。細部スケジュールを押さえると、以下。

  • 3/30 種子消毒、3/31 浸種開始
  • 4/9 催芽籾、乾燥・陰干し
  • 4/10~12 播種・平置き
  • 4/17 出芽後シルバーシート剥がし
  • 4/19 1~1.5葉でプールに入水
  • 4/22 ローラー掛け開始(以後3日おきに実施)
  • 4/27 追肥
  • 4/30 ラブシート剥がし
  • 5/6 追肥№2
  • 5/20 田植え
  • (※浸種だけで催芽した去年の日程を当てはめたが、別途催芽しなければならない場合は全体が2~3日後ろ倒しになる可能性あり。)

のと里山農業塾で4/6・7および4/20・21が不在で、浸種後も播種・平置き後も留守にする日が発生し不安だが、決定的な破綻はなさそうなので、一旦このスケジュールで進めることにする。(※4/20は日帰りの強硬路線をとる可能性あり。)